2019年 IDFB年次総会は、6月16日~18日に中国安徽省六安市のSunstone Plaza Hotelにて開催され、史上最多の19ヶ国、410名が参加しました。
日本からは日羽協関係者17名が出席。
初日の6月16日の技術委員会では、日羽協から黒柳淳哉技術委員が
- 羽毛安全衛生試験の進捗状況
- グルーダウン等の不適切羽毛の鑑別方法
- JIS羽毛試験方法の改正
- JBAトレーサビリティ監査システムの稼働
について報告しました。
中国羽絨工業協会からはグルーダウン評価方法の報告があり、IDFB理事会でも認可されました。
最終日の6月18日の総会(市場報告会)では、中国、台湾、日本、米国、ドイツからそれぞれ市場報告があり、日羽協からは山本正雄専務理事が、
- 日本の羽毛市場の状況
- JBAトレーサビリティ監査システムの稼働
- 羽毛安全衛生への対応
- かさ高測定装置の普及
- 日羽協40周年記念式典
について報告しました。
中国羽絨工業協会の配慮でIDFB総会の開催期間中に、六安市内の大手羽毛メーカー(羽毛精製・縫製)3社及びグース農場見学があり、欧米、アジアから多数参加しました。
尚、2020年 IDFB年次総会は、来年6月にカナダのトロントで開催されることが決定しました。
日本羽毛製品協同組合