羽毛ふとんの品質の証、ゴールドラベル(品質保証ラベル)の評価基準が、これまでのかさ高(mm)から、ダウンパワー(cm3/g)へと変わります。
評価基準の変更内容
改定前(平成24年3月31日まで)
呼称 | かさ高 |
単位 | mm |
測定内容 | 試験装置内での一定重量の羽毛の高さ |
改正後(平成24年4月1日から)
呼称 | ダウンパワー |
単位 | cm3/g |
測定内容 | 試験装置内での一定重量の羽毛の体積 |
これまでは、ふとんに使用される羽毛のゴールドラベル(品質表示ラベル)の区分について、ふとんの中で羽毛にかかる圧力を再現した上で、試験装置内における羽毛の高さ(mm)を「かさ高」として品質表示を行って参りました。
このたび、その基準を「ダウンパワー」と改称し、より現実の使用感に近い単位として、ふとんの中での羽毛1gあたりの体積を基に羽毛を評価する事に変更いたしました。
同重量では、体積(ふくらみ)の大きな羽毛が、上質な羽毛です。
よい羽毛は、重さあたりの体積が大きくより多くの空気を含む事で高い断熱性を発揮します。
そのため、重量に対し、よりふくらみの大きいものが高品質の羽毛であると言えるのです。
言い換えると羽毛のダウンパワーの数値が大きいほど高品質の羽毛ふとんであるという事になります。
なお、評価基準の単位は変わりますが、同一ラベルであれば新旧における品質差はございません。
同じ羽毛量(1g)でもダウンパワーが違います。